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こんな人に

規則の文言を一字一句そのまま取得

規則、利用規約、公的なガイダンスは予告なく変わります。取得元のアドレスとページが示した日付を持つ Markdown の写しは、読んだその日にテキストに何と書かれていたかの記録です。

文言そのものが事実であるとき

取引先が規約を更新し、ガイダンスが再発行され、ポータルが条項を新しい番号で掲載し直すと、あなたが助言した版はそのアドレスにはもう存在しません。スクリーンショットが捉えるのは文書ではなく表示領域です。PDF に印刷するとCookie のバナーが入り、しきい値の表が落ちます。汎用の変換ツールを通したページは、条項の番号づけが平らな文章につぶれて届きます。

大事な細部こそ、変換が壊しがちなものです。1 つのセルにリストがあると料金表は崩れます。脚注は離れたページを指すリンク切れのアンカーになります。項の記号は上の段落に溶け込みます。それでも結果はもっともらしく読めてしまい、構造が動いたことを示すものが何もないので、あからさまな失敗より悪いのです。

ページがファイルに届くまでにどこを通るかという問題もあります。変換のためにページの内容をサーバーに送るクリッパーは、あなたが読んでいたものを、読んだその瞬間に第三者へ送っていることになり、弁護士が何を読んでいるかはそれ自体が依頼者についての情報です。Clean Web Clipper は読んだものを何もアップロードせず、閲覧するサイトに対する権限も求めないので、読めるのはクリックしたタブだけ、クリックしたときだけです。書き出すファイルにも提供元が結び付いておらず、それは何年も経って事件記録をまだ開けなければならないときに、改めて意味を持ちます。

変換後も残るもの

条項の構造が変換後も残るeur-lex.europa.eu: Regulation (EU) 2016/679
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title: "Regulation (EU) 2016/679: Article 17"
source: "https://eur-lex.europa.eu/eli/reg/2016/679/oj"
date: "2016-04-27"
extraction: "dom"
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## Article 17 – Right to erasure ('right to be forgotten')

1.  The data subject shall have the right to obtain from the controller the
    erasure of personal data concerning him or her without undue delay where
    one of the following grounds applies:

    (a) the personal data are no longer necessary in relation to the purposes …
    (b) the data subject withdraws consent on which the processing is based …

案件ファイルに向けた設定

下の設定は、何年も先に、その場にいなかった誰かがファイルを読むことを前提にしています。明日読むのとは別の要件です。

  1. 拡張機能のアイコンから オプション を開き、保存先を案件の書類を置いているフォルダにします。サブフォルダの欄には案件番号を入れます。次の案件に移るときは、この欄 1 つを変えるだけです。
  2. アイコンをクリックしたときは ウィンドウを開く のままにします。法的な資料ではその 2 秒に価値があります。条項の番号づけと料金表はまさに変換が傷めるもので、ファイルができる前にそれを確認できるのがウィンドウです。
  3. ファイル名のテンプレートを {date}-{domain}-{title} にします。同じ条項が 4 つのアドレスに存在するとき、版を特定するのは取得日と公表した機関です。
  4. frontmatter の欄を、extraction も含めてすべてオンにします。テキストが構造化データではなく描画されたページから来たと記録するノートは、疑問を生むのではなく疑問に答える種類の細部です。
  5. 画像を 含めない にします。公的なページの画像は紋章、共有ボタン、もともとテキストを持たない図で、案件ファイルの中の切れた画像リンクは、取得しなかったものではなく欠けているものに見えてしまいます。
  6. 条項のページと、「施行日」や版を示すランディングページを、2 つの別のクリップとして取得します。持っている日付が違い、施行日が載っているのは版のページだけということがよくあります。
  7. 見直しの時期に同じページをもう一度クリップします。2 つ目のファイルには番号が付き、どの差分ツールでも、助言した版と現在施行されている版のあいだで何が変わったかが分かります。

法的な資料向けの設定

初期設定との違いは主に慎重さです。保存する前に確認し、経路を記録し、2 回目の取得に 1 回目を決して上書きさせないこと。

設定ここでこの値にする理由
アイコンをクリックしたときウィンドウを開く変換が壊すのは条項の番号づけと料金表。保存する前に見る
保存先案件のフォルダ、案件番号をサブフォルダに記録は一般的なクリップの山ではなく案件に属する
ファイル名のテンプレート`{date}-{domain}-{title}`同じ条項が複数のアドレスで公開される。機関と取得日でどれかが分かる
frontmatter`extraction` を含むすべての欄テキストがたどった経路も記録の一部で、記録するのに 1 行しかかからない
画像含めない紋章と共有アイコンだけで、ファイルの中の切れた画像リンクは記録の欠落に見える
サイト別ルール規制当局や登記所のドメイン → 専用のサブフォルダ一次資料と解説を一緒に保存すべきではない
繰り返しの取得見直しのたびにもう一度クリップ番号が付くので両方が残り、差分には 2 つのファイルが必要
料金表の脚注がリンク切れにならずに残る公的機関の手数料ページ
## Schedule 2 – Fees payable

| Application                     | Fee     | Deadline        |
| ------------------------------- | ------- | --------------- |
| Initial registration            | £170[^1]| 28 days         |
| Each additional class           | £50     | with the filing |
| Late renewal                    | £50[^2] | 6 months        |

[^1]: £200 where the application is not filed through the online service.
[^2]: In addition to the renewal fee itself.

実務での 3 つの使い方

取引先の規約の、前と後

助言をする日に、取引先の利用規約をクリップします。11 か月後、責任の上限についての条項の文言が変わっていますが、サイトのどこにも版の履歴は公開されておらず、顧客への通知もありません。

2 回目の取得は上書きせずに番号が付いたので、2 つのファイルが案件のフォルダにあり、差分ツールは変わった条項を、メモに添付できる形で出力します。スクリーンショットから同じことを組み立て直すなら、2 枚の画像を並べて読み、見落としがないことを祈るしかありませんでした。

脚注を保つ料金表

公的な手数料のページに 3 列の表があり、金額のうち 2 つに脚注の記号が付いていて、脚注の本文はページの下にあります。表は表として取り込まれ、参照リンクはノートの末尾にまとめた [^1][^2] の定義になります。

汎用の変換ツールが失うのが脚注です。参照リンクはサニタイザーが削除する要素の id に依存しているからです。ここではサニタイザーが動く前に集めます。料金についての但し書きがそもそも残るかどうかを決める、順序の細部です。

新しい番号で再発行されたガイダンス

規制当局が、段落の番号を振り直し、2 つの段落を統合してガイダンスを再発行します。以前の取得があるので、依頼者へのメモでは、古いテキストのどの段落が新しいテキストのどの部分になったかを、両方を引用して示せます。

URL は変わらず、ページは現在の状態しか見せないので、取得していなければ比べるものがありません。公表した機関自身のアーカイブに写しがあるかもしれませんし、ないかもしれません。ファイルの意味は、時間に追われながらそれを確かめなくて済むことです。

ページを残すよくある方法との比較

この表で大事なのは最後の行です。この道具は作業用の記録であって証拠ではなく、その区別が意味を持つ場面では、それは非常に大きな意味を持ちます。

今のやり方得られるものコスト
条項のスクリーンショット画面にあったものを見た目で文書ではなく表示領域。長い条項には十数枚の画像が必要
ページを PDF に印刷ページ形式の写しCookie のバナー入り、しきい値の表が落ちることが多く、テキストの差分が取れない
ページを HTML として保存完全なローカルの写し文書として読めず、2 回の取得の差分も読めない
認証付きのアーカイブや公証のサービス独立したタイムスタンプ付きの写しページごとに費用と時間がかかり、どのページが重要になるかを事前に決める必要がある
案件のメモにコピーすぐに文言が手に入る項の記号が文章に溶け込み、出典のアドレスはついてこない
Clean Web Clipper一字一句のテキスト、構造、URL、示された日付タイムスタンプも署名もない。見たものの自分の記録であって、第三者への証明ではない

変換がきれいにいかないとき

登録簿や検索のページが「記事なし」になった

文書の登録簿、判例の検索、結果の一覧は大半がリンクのラベルで、拡張機能は抽出した文字の約 4 分の 1 を超える部分がリンクの中にあるページを拒否します。文書そのものを開いてクリップしてください。この拒否は意図的です。条項としてラベル付けされたリンクのラベル 300 件が入った案件ファイルは、空のファイルより悪いからです。

条項の番号が消えた

まず、番号がページのテキストにそもそも存在するかを確認してください。サイトが順序付きリストを正しくマークアップしていれば、入れ子と番号づけは取り込まれます。番号がスタイルシートによって描かれている場合(文書内の文字ではなく生成されたカウンター)は、テキストに取り込むものがなく、描画の指示としてしか存在しない番号はどの拡張機能にも読めません。対処は、本当の番号を持つ版の文書、多くは印刷用や「テキスト版」の表示をクリップすることです。

公式の版が PDF

それならこれは合う道具ではありません。拡張機能は描画された HTML を変換し、公的な資料の多くは PDF でしか公開されていません。条項が両方の形式で存在するなら HTML をクリップして PDF も隣に置き、PDF しかないなら PDF を保存してランディングページをクリップすれば、少なくともアドレスと日付はファイルに残ります。

日付の欄が空、または改正日が入っている

拡張機能が記録するのは、ページ自身のマークアップが示す日付だけです。多くの公的なページは日付を示しておらず、欄は読んだ日で埋めずに空のままです。最初の公表日ではなく最終改正日を示すページもあります。それはページが自分について言っていることで、解釈せずにそのまま繰り返します。施行日は、サイトが公開していれば、たいていテキストのページではなく版のページにあります。

主張しないこと

認証されたアーカイブではありません。第三者のタイムスタンプも署名もないので、ファイルはあなたが保存したものを記録するのであって、ほかの誰かにそれを証明するものではありません。公的な資料の多くが公開される形式である PDF は読みません。解釈も、条項の抽出も、改正の追跡もしません。ページを変換するだけです。そして文書の登録簿や検索結果には記事の本文がないので、リンクの一覧を返す代わりに「記事なし」と報告します。

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よくある質問

テキストは何らかの形で変更されますか?
構造だけです。HTML が Markdown になります。記事の本文の中で言葉が追加、削除、並べ替えされることはありません。記事の周りのナビゲーションや宣伝のブロックは取り除かれ、拡張機能はどの抽出経路を使ったかを記録します。
複雑な表は残りますか?
たいていは残ります。Clean Web Clipper は汎用の変換ツールに頼らず表を自分で書き出し、15 個の表からなるコーパスで、比較したエンジンがそれぞれ 7 個だったのに対し 12 個を残しました。深く入れ子になったレイアウト用の表は、どの道具にとっても難しいままです。
法令の PDF をクリップできますか?
いいえ。ページの描画された HTML を変換します。条項が両方の形式で公開されているなら、HTML 版をクリップしてください。
ファイルはどこに保存されますか?
自分のディスクで選んだフォルダです。クリップしたものがどこかにアップロードされることはありません。
依頼者の仕事に使えますか?
はい。個人の用途にも仕事にも同じく無料で、管理するライセンスも、用意するアカウントもありません。
秘密性のある案件で使っても安全ですか?
拡張機能は閲覧するサイトに対する権限を求めないので閲覧を監視できず、ページの本文、タイトル、内容がパソコンを離れることはありません。送信はします。成功したクリップのドメインだけ、変換に失敗したページのアドレス、開いた拡張機能の画面、ランダムなインストール番号です。秘密性のある案件では設定でそれをオフにすれば、外には何も出ません。タブへのアクセスは、あなた自身がアイコンをクリックするかショートカットを押すことで与えられ、そのタブに限られます。そのあとファイルをどこに置き、誰がそのフォルダを読めるかは、拡張機能ではなく事務所の問題です。
有料の法律データベースからクリップできますか?
技術的には可能です。拡張機能はあなたのセッションでブラウザが描画したページを読みます。写しを保存してよいかどうかはそのデータベースのライセンス条件が決め、それは体系的なダウンロードを制限していることが多く、クリップしてもその条件の中身は変わりません。
2 つの版を比較してくれますか?
いいえ。ファイルを書くだけで、比較は差分ツールの仕事です。出力はただのテキストなので、どの差分ツールでもできます。拡張機能が保証するのは、2 回目の取得が 1 回目を黙って置き換えないことです。
条項間の相互参照はどうなりますか?
リンクは元のアドレスを指す Markdown のリンクになるので、別の法令への相互参照はその法令を指したままです。ページ内のアンカーは取得元のページを指し、参照形式の脚注はノートの末尾に [^1] の定義としてまとまります。
毎回設定を変えずに案件ごとに別のフォルダを使えますか?
サイト別ルールは案件ではなく URL パターンで振り分けるので、規制当局や登記所には固定のサブフォルダを持たせられます。案件そのものについては、新しい案件を開くときにサブフォルダの欄を 1 行変えるだけです。