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こんな人に

ウェブページをワンクリックで配布資料に

ブラウザから直接印刷したページは、メニュー、同意のバー、広告まで配布資料に載せてしまいます。クリップならテキストを取り出し、出典の URL はファイルの中に残るので、出典の表示に余計な手間がかかりません。

ブラウザが実際に印刷するもの

ぴったりの説明を見つけて印刷を押すと、プレビューは 3 ページ。1 ページ目はナビゲーション、2 ページ目にほしかった本文、3 ページ目はフッターのリンクで、途中のどこかに広告。印刷用のスタイルシートはサイトが真っ先に手入れをやめるもので、残っているものも、あなたではなくサイトが考える印刷ページに合わせてあります。

文書にコピーしてもあまり変わりません。書式がついてきてテンプレートとぶつかり、画像は変な大きさで入り、生徒が本当に必要とする唯一のもの、出典の URL は貼り付けのときに失われます。週に 4 本の教材なら、予定になかった 1 時間のレイアウト作業になります。

次の 9 月にはリンクが切れています。授業は使い回しで成り立っています。同じ説明、同じ練習問題を、別のクラス向けに手直しして使う。リンクでできた指導案は、夏のあいだに 1 ページずつ、何の前触れもなく黙って使えなくなっていきます。学校の購読の内側にある教材はもっと厄介で、職員室のネットワークでは開けても、自宅の生徒には開けません。その単元のフォルダにある .md ファイルなら、来年も、どのパソコンでも、何もインストールせずに開けます。

代わりに配るもの

サイトの枠を外した教材science.nasa.gov: the water cycle
---
title: "The water cycle"
source: "https://science.nasa.gov/earth/water-cycle/"
extraction: "dom"
---

## Where the water goes

Water moves between the ocean, the atmosphere and the land in a continuous
cycle driven by energy from the Sun.

1. Evaporation lifts water from the surface into the air.
2. Condensation forms clouds as that air cools.
3. Precipitation returns the water to the surface.

配布資料のための設定

学期の初めに 10 分。大事な設定は、プリンターから何が出てくるかと、次の 9 月にフォルダがどう見えるかを決めるものです。

  1. 最初のクリップの前に、教材用のフォルダと単元ごとのサブフォルダ Teaching/photosynthesis を作ります。すでにあるフォルダは埋まっていきますが、クリップのその瞬間に作らなければならないフォルダは作られません。
  2. 拡張機能のアイコンから オプション を開き、保存先をそこに向けます。アイコンをクリックしたときは ウィンドウを開く のままにします。配布資料では、印刷ボタンがあるウィンドウが作業場です。
  3. ファイル名のテンプレートを {date}-{title} にします。教材を取得した年が記録されるので、今年のページの版と、昨年のクラスで使った版を見分けられます。
  4. 教材を紙にするなら、画像を 含めない にします。写真のページは灰色の四角と大量のトナーになり、クラスが読むのはテキストです。
  5. ページ全体ではなく練習問題を 1 つだけ取るなら、先にそれを選択してからアイコンをクリックします。ウィンドウは選択範囲を表示して開き、上部の切り替えでどちらを見ているかを確認できます。
  6. 閲覧ビュー で結果を確認します。クリップを Markdown 記号なしの普通のテキストとして表示するので、印刷したページはおおよそこう見えます。
  7. 紙だけがほしくディスクには何も残さないときはウィンドウから印刷し、来年も使う価値のある教材ならファイルを保存します。どちらも同じクリップからできます。

授業用の教材のための設定

このうち 2 つは、読むだけの人が選ぶものと違います。画像はオフ、プレビューウィンドウは省かずに残す。どちらも紙の上で起きることのためです。

設定ここでこの値にする理由
アイコンをクリックしたときウィンドウを開く印刷ボタンも閲覧ビューもウィンドウの中にあり、配布資料ではそこが作業場
保存先単元ごとのフォルダ教材は見つけた週ではなく単元ごとに使い回される
ファイル名のテンプレート`{date}-{title}`今年取得したページと、昨年のクラスが使った版を見分けられる
画像含めない写真は灰色の四角として印刷されトナーを使う。読まれるのはテキスト
frontmatter`source` をオン調べ直さなくても、配布資料に教材の出どころを示せる
選択範囲練習問題を 1 つ選択してからクリップ周りの 9 画面分なしで、定義や課題を 1 つだけ
サイト別ルール購読している教育サイト → 専用のサブフォルダ生徒が自宅で開けない教材は、見て分かるように分けておく価値がある
画像を「含めない」にした閲覧ビュー印刷前のクリップウィンドウ
Photosynthesis

Plants convert light energy into chemical energy stored in sugars. The
reaction takes carbon dioxide and water and releases oxygen.

The overall equation

  6 CO2 + 6 H2O + light -> C6H12O6 + 6 O2

Two stages

  1. Light-dependent reactions, in the thylakoid membrane
  2. The Calvin cycle, in the stroma

Source: science.nasa.gov

3 つの授業

1 つの説明を、2 分で紙に

クラスにちょうどいい水準の、水の循環についての説明を見つけます。クリップし、閲覧ビューで確認して、印刷を押します。印刷された紙には本文、番号付きの段階、出典の行があり、ナビゲーションも、同意のバーも、広告も、フッターのリンクの 3 ページ目もありません。

ページを直接印刷していたら 3 枚になり、そのうち 2 枚はサイトでした。違いは見た目の話ではありません。クラスに配る枚数と、上の枠は何のためのものかと誰かに聞かれる回数の話です。

夏を越える単元のフォルダ

単元の教材は、作りながら 1 つのフォルダにクリップしていきます。説明、2 つの練習問題、用語集のページ。9 月、フォルダは 6 月とまったく同じように開き、一方で 4 つの元のリンクのうち 2 つは、名前の変わったトップページにリダイレクトされています。

ファイル名に取得日があるので、どの教材がサイトの以前の版から来たのかも一目で分かります。そのうち 1 つをクリップし直すと 1 つ目を置き換えずに 2 つ目のファイルができるので、決めるまでのあいだ、すでに授業で使った版は失われません。

3 つの選択範囲から作るワークシート

1 つのページに練習問題が 8 つあり、ほしいのは 3 つです。1 つ目を選択してクリップし、2 つ目を選択してクリップし、と続けます。どれも出典を持つ 3 つの短いファイルができ、それを学校でワークシートに使っているもので組み立てます。

これを手早くしているのが選択範囲のクリップです。クリップウィンドウ上部の切り替えで選択範囲とページ全体のどちらを見ているかが分かるので、いま何を保存したのか迷うことがありません。

配布資料のよくある作り方との比較

たいていの教科ではこのすべてをやっています。下のコストは、コピー機の順番待ちと 9 月に表れるものです。

今のやり方得られるものコスト
ブラウザからページを印刷いずれは教材が手に入るメニュー、同意のバー、フッターもついてくる。印刷用スタイルシートはサイトが真っ先に手入れをやめる
文書にコピーレイアウトできるテキスト書式がテンプレートとぶつかり、画像は変な大きさで入り、URL は失われる
スクリーンショットをスライドに画面にあったものそのまま投影すると読めず、拡大できるテキストも出典の行もない
学習プラットフォームにリンクを載せる準備はまったくいらないページが移動するまでは使え、職員のログインの内側にある教材では一度も使えない
Clean Web Clipper出典入りの、印刷も保存もできるきれいなテキストワークシートのレイアウトも解答欄もなく、著作権の確認もしない

配布資料がうまくいかないとき

印刷したものにまだサイトのメニューが入っている

それはクリップではなく、ブラウザがページを印刷しています。クリップウィンドウの中の印刷ボタンは整えたテキストを印刷し、ブラウザ自身の印刷コマンドや背後のページでの Ctrl+P は、サイトがレイアウトしたとおりにページを印刷します。ウィンドウが開いていて中のテキストが正しく見えるなら、ウィンドウから印刷してください。

図が取り込まれなかった

画像はファイルではなく元のサイトへのリンクなので、パソコンがオンラインでサイトがまだ画像を配信している場合にだけ印刷され、画像を「含めない」にしていればまったく印刷されません。図そのものが中身の教材では、元のページを横で開いておくか、画像を別に保存してください。拡張機能はどんな種類のバイナリもダウンロードしません。

学校で購読している教材で、生徒が開けない

クリップはできます。拡張機能はログイン後にブラウザが描画したページを読むからです。ただしそれでライセンスが許す範囲は変わりません。クラスに写しを配ってよいかどうかは所属機関と出版社の契約の問題で、答えはコピーの場合と同じです。

インタラクティブな活動が何もクリップされなかった

シミュレーション、埋め込みのクイズ、動画プレーヤーはテキストではなくウィジェットで、たいていは別の埋め込み文書にあり、抽出する記事の本文がありません。拡張機能は周りのページの付属物を返す代わりに「記事なし」と報告します。付随する説明をクリップし、活動はリンクのまま残してください。

しないこと

ワークシートのレイアウトは作りません。枠も、解答欄も、校章もなく、手に入るのはきれいなテキストです。画像はダウンロードしないので、図の画像が中身のページではファイルではなくリンクになります。著作権の確認はしません。授業のために何を複製してよいかは、所属する機関の規則の問題です。そして 1 回に 1 ページをクリップします。

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よくある質問

ファイルを保存せずに印刷できますか?
はい。クリップウィンドウの印刷ボタンで整えたテキストの印刷ダイアログが開き、ディスクには何も書き込みません。
生徒がファイルを読むのに拡張機能は必要ですか?
いいえ。ただの .md テキストファイルで、どのエディタでも読め、普通のテキストとして印刷できます。
画像を取り除けますか?
はい。設定で、全体でも 1 つのサイトだけでも外せます。
学校で料金を払っている教育サイトでも使えますか?
はい、ブラウザにページが表示されるなら使えます。拡張機能は、ログイン後にすでに見えているものを読みます。
授業で使うのに費用はかかりますか?
いいえ。拡張機能は個人の用途にも仕事にも同じくすべて無料で、アカウントも管理するライセンスもありません。
クリップしたページを学習プラットフォームにアップロードしてよいですか?
それは道具ではなく出典次第です。クリップは複製で、学校が何を複製、再配布してよいかは、コピーの場合とまったく同じように、サイトの規約と国の教育に関する著作権のルールが決めます。拡張機能はファイルに出典の URL を残すので、少なくともその問いには答えやすくなります。
あとで配布資料を編集できますか?
はい。ただのテキストファイルなのでどのエディタでも開け、テキストはウェブサイトの書式を持ち込まずにワープロに貼り付けられます。ブラウザからの貼り付けがつらいのは、まさにそこです。
動画の授業をクリップできますか?
動画はできません。ページに文字起こしや授業ノートがテキストとしてあれば、そのテキストは普通にクリップできます。ページがプレーヤーだけなら記事の本文がなく、拡張機能は周りのリンクを返す代わりにそう伝えます。
学校が管理する端末でも使えますか?
Chrome、Edge、Brave、Vivaldi、Opera で動き、閲覧するサイトに対する権限を求めないので、頼みやすいほうです。職員がそもそも拡張機能を入れてよいかどうかは端末の管理方針が決めることで、どの拡張機能もそれを回避できません。
サイトが選択と右クリックを禁止しています。それでも使えますか?
はい。抽出は選択範囲ではなくページの構造を読むので、コピーを無効にするスクリプトはクリップを妨げません。選択範囲のクリップにはもちろん選択が必要ですが、ページ全体のクリップはそれに関係なく使えます。